不二精機(ダラス北米本社)、全米最大の外食展示会「NRAショー」に初出展!
/~日本のフードテックが、アメリカ外食業界に新たな革新をもたらす~
2025年5月17日~20日、米国シカゴで開催されるナショナル・レストラン・ショー(NRA Show)に、食品製造ロボットのリーディングカンパニーである不二精機(FUJISEIKI)が、北米で初めて出展いたします。不二精機(Fujiseiki Food Machinery USA)のブース番号は、11258 - Lakeside Centerとなります。
■ 注目の展示内容|本物の“日本クオリティ”を、北米のキッチンへ
今回の展示では、不二精機が誇る主力製品を実演を交えて紹介します。
● おにぎり製造ロボット(Onigiri Robot)
日本国内で80%以上のシェアを誇る、プロフェッショナル向けの高精度おにぎり成形ロボット。手作りのようなやわらかさと、安定した形状を両立。コンビニやフードコート向けの大量生産から、高級店での小ロット対応まで幅広く活用されています。
● ご飯盛り付けロボット(Rice Portioning Machine)
ご飯をふっくらと盛り付け、器やパックへの美しい盛り付けを自動化。人の手では難しい均一性とスピードを両立し、大量提供を求められるキッチン現場で高評価を獲得しています。
● シャリ玉製造機(Sushi Rice Ball Machine)
寿司専用機。職人のような繊細さでシャリ玉を形成し、高級寿司店の品質基準にも対応。安定した提供と作業効率化を両立する革新的なモデルです。
■ テキサスで広がる日本食の新フェーズ
コロナ以降、アメリカではおにぎりが手軽で健康的なスナックとして注目を集め、特にテキサス州では寿司専門店の開業が急増。ダラス・ヒューストン・オースティンを中心に、日本食への関心が高まり続けています。JETROのリポート参照
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2025/6aaf18d3c69611cc.html
日本への旅行者数の回復も追い風となり、現地で本格的な和食を求める動きが顕著です。ミシュランの星を獲得する日本食店が登場するなど、テキサスは今や新しい「和食の中心地」になりつつあります。
■ 北米本社(アディソン市)を拠点に、本格展開スタート
この成長市場に対応すべく、不二精機は2023年1月、テキサス州アディソン市に北米本社を設立。販売およびサービス体制を現地にて整備し、北米のお客様に対するサポートを強化しています。今回のNRAショー出展は、現地業界関係者との新たなネットワーク構築、パートナー開拓、製品認知の向上を目的とした重要な第一歩です。
■ “技術で広げる和の食文化”
「手作りの温かみ」と「安定した生産性」を両立させる不二精機の技術は、まさに日本のフードテックの結晶です。アメリカの飲食業界にとっても、人材不足・品質均一化という課題を解決する鍵として注目される存在となるでしょう。
本展示会で、日本品質の食品製造技術がどのように北米のキッチンと融合していくのか。その答えが、まもなくシカゴのNRAショーで明らかになります。
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