ニーマン・マーカス、ダラス旗艦店を閉店へ 100年以上の歴史に幕



 

ダラス中心部・メインストリートにある高級百貨店ニーマン・マーカスの旗艦店が、3月31日をもって閉店することが明らかになりました。

ダラス・モーニング・ニュースによると、2023年12月に同社がサックス・グローバル(Saks Global)に約27億ドルで買収された後、将来の店舗運営について様々な憶測が広がっていました。

ニーマン・マーカスはノースパーク・センターにも店舗を持ち、サックスはそちらに1億ドルを投資予定です。

閉店するメインストリート店は、9階建ての歴史的建造物で、国家歴史登録財にも指定されています。6階にある人気レストラン「ザ・ゾディアック(The Zodiac)」も閉店となります。

同社は1980年代にも閉店を検討したものの、継続を選択。地元にとって長年、象徴的な存在でした。



▼契約トラブルと今後の影響

サックス側は、今回の閉店について「家主との契約合意が得られなかったことが原因」と説明。2011年以降、何度も交渉を試みたが、いずれも拒否されたとしています。

本社の移転計画や、ダラス市からの経済インセンティブ(約525万ドル)との関係も注目されています。この優遇措置の条件には、「ダウンタウン店舗の維持」も含まれていたため、今後の対応次第では返金が必要になる可能性もあります。

現時点でレイオフの発表はなく、社員には可能な範囲で他店舗への異動や退職パッケージが提供される予定です。

▼地元からの反応

ダウンタウン・ダラス・インク(DDI)のジェニファー・スクリップスCEOは、次のようにコメントしています:「この店舗は、ダラスの小売文化の中心的存在でした。長年支えてきた市民への配慮がほとんどなかったことは非常に残念です。」

現在、ダウンタウンには約1万5,000人が居住し、平日は約10万人が働き、年間では数百万人が訪れるエリアです。スクリップス氏は、「今後も新たな投資を呼び込み、ニーマン・マーカスが築いたレガシーを引き継ぐ街づくりを進めていく」と語りました。

ソース:Dallas Business JournalDallas Morning News

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