オハイオ州からダラスに本社移転、新金融サービス事業でビットコイン取扱う



元米大統領候補ヴィベック・ラマスワミ氏が2022年に共同設立した金融サービス会社、Strive Enterprisesがオハイオ州コロンバスからテキサス州ダラスに本社を移転し、新たな資産運用事業を立ち上げました。

グレッグ・アボット州知事は、同社の移転が「ダラスの『Y'all Street(金融街)』をさらに加速させる」とコメントしています。Striveはダラス市内のRepublic Centerビルを新本社として、資産管理事業を拡大し、既に17億ドル(約2600億円)を超える資産を運用しています。



Striveは今回の移転とともに、ダラスでの資産管理事業の開始も発表しました。この事業は特にビットコインを標準的なポートフォリオに組み込むことを目指し、長期的なインフレリスクや地政学的リスクに対するヘッジを提供することに重点を置いています。資産管理部門は、長年の投資管理経験を持つゲイリー・ドーフマン氏とランドル・カーティス氏が指揮を執ります。

CEOのマット・コール氏は、「ビットコインを活用した新時代の金融機関を目指しており、主要な競合他社との差別化を図る」と述べています。

Source: Dallas Innovates

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