27年間の歴史に幕「焼き鳥 Teppo」新店舗の準備中!

ダラスのグリーンビル・アベニューにある日本食レストラン「Teppo」が27年の歴史を作りその幕を閉じた。ダラスの発展と共に、我々の日本食生活を支えてくれ満喫させてくれた名店だった。思い出深い名店の情報がダラス中を駆け巡り、このお店を知る誰もが複雑な気持ちは隠しきれないが、同時に「長い間お疲れ様でした」との声が多く寄せられている。また、ラブフィールド空港近くに、新店舗を準備中。新時代の幕を開いてくれる夢も提供してくれている。楽しみである。

1995年に大高 "Masa "正之シェフと桜井貞一シェフによってオープンした「Teppo」が、7月初旬に閉店した。日本人のシェフがいること、グリーンビル通りに面していること、備長炭を使う、日本の本格的な焼き鳥を提供するなどから、食通やセレブ、ロックスターが集まるダラスで最も人気のあるレストランの一つであった。ダラスを代表するお店舗で備長炭を使った有名な焼き鳥はもとより、新鮮なネタと最高の握りでダラスで一番のお寿司が食べられる店”で有名で、ヒューストンや他都市から訪問される方々が多い名店であった。

桜井シェフはヘンダーソン通りに「Tei Tei Robata Bar」を開店。ダラスのアート地区にTei Anをオープンさせている。桜井氏は料理界のアカデミー賞と呼ばれる「ジェームズ・ビアード賞」のセミファイナリストに残ったほか、経営するレストランはダラスお薦めレストランランキングに頻繁にランクインしている。

「Teppoはなぜ閉店したのか?」それは配管の不具合や換気の悪さ、焼き鳥を焼くための煙の匂いなど、さまざまな問題があったようだ。

▼新店舗「Mabo」

Teppoオーナーの大高シェフが、焼き鳥に焦点を当てた日本のバーベキューレストラン「Mabo」を新たにオープンするようだ。現在改装中。どのような店舗となるか楽しみである。場所はプレストンセンターの6109 Berkshire Ln.にある元Rock 'n Roll Sushiの跡地。

▼旧Teppoスペースに新たな寿司レストラン

また、Teppoが経営していたスペースには、2021年にオープンした日本料理店Shoyoを経営する、パーク氏による新しい寿司レストランが開店することが決定した。

Shoyoはオープンして1年ばかりで大盛況となり、店内は席数が少ないことから、予約をとることが難しいレストランとなっている。そのため、より多くのお客様に料理を楽しんでいただきたいことを実現するため、Teppo跡地で新店舗を出すことを決めたようだ。新店舗の店名はまだ発表されていないが、オープンは2023年1月ころを予定している。

ソース:Dallas Culture Map, Dallas Business Journal