原油価格高騰でガソリン価格の急騰続く【ロシア・ウクライナ紛争】 — Gephyro Consulting (ジェフィロ・コンサルティング)

欧州連合（EU）が、ロシアのウクライナ軍事侵攻に対する新たな制裁案を発表したことから、原油価格が高騰。ガソリン価格は全米平均、テキサス平均共にさらに上昇している。

▼5月7日時点のガソリン価格（アメリカ自動車協会調べ (AAA) ）

全米平均：4.25ドル/ガロン（一週間前比11セント増、前年比1.32ドル増）

テキサス平均：3.90ドル/ガロン

エネルギー情報局によると、4月末時点の米国総ガソリン在庫は220万バレル減少。一方、ガソリン需要はわずかに増加しており、ガソリン価格の上昇につながった。原油価格は1バレル当たり105ドル以上と高価格を維持しており、ロシア・ウクライナ紛争の影響から、今後も不安定な状態が続くと予想される。

今回の原油価格上昇の大きな原因は、EUがロシアの原油輸入を半年以内に禁止し、精製品輸入も2022年末までに禁止する案を発表したことだ。しかし、スロバキアなど加盟国の中にはロシア産石油の代替を見つけるのに時間がかかるとして、計画実施が難しい国もあるようだ。

AAAは燃費及び安全性向上のため、旅行の機会が増える夏前に、車の点検を推奨している。

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