テキサス新幹線、実現の鍵となる法案について【CEOインタビュー】

2021年9月後半に投票される予定の法案「The biartisan infrastructure bill」が、テキサス新幹線を完成させるための鍵となる。

テキサス新幹線プロジェクトを運営する「Texas Central」のCEO、Aguilar氏は、WFAA-TVのポッドキャストに出演し、プロジェクトに関する情報をいくつか明らかにした。

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▼鍵となる法案・コストについて

Aguilar氏によると、テキサス新幹線は、完全に民間資金で賄われる予定で、プロジェクトを開始するために連邦助成金や税金を要求することはないと述べた。代わりに、The biartisan infrastructure billが、列車のようなインフラプロジェクトのための低金利で長期のローンを作成させてくれると期待を伝えた。

ではテキサスセントラルは、建設を開始するために連邦政府からどのくらいのお金を借りる必要があるのか?Aguilar氏によると、最終的にかかる費用は変動する可能性が高いが、現在の見積もりだと約120億ドルをみていると述べた。

なお、テキサスセントラルはすでに日本とヨーロッパの銀行からの同意書を確保している。しかし、The biartisan infrastructure billからの120億ドルの融資は、必要な残りの資金の約半分を占める。

同プロジェクトのハードコストは約240億ドルになる。構築し、セットアップして起動し、すべての機器をインストールし、商用運用を開始できるようにするためのコストになる。

▼建設開始はいつ?

テキサスセントラルは建設は2021年または2022年の終わりに始まると予測してきたが、Aguilar氏によると全ては資金によるという。それ以外に必要な条件はすべて満たしている状況のようだ。

参考記事:Dallas Business Journal

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