ゴールドマン・サックス、ダラスに新オフィス拠点の開設を計画!
/2021年6月30日、米ゴールドマン・サックスは、テキサス州ダラスで新たなオフィス拠点の開設を計画していることをBloombergが報じた。
経営幹部らは北テキサスでスペースを探しており、開発業者と協議が進んだ段階にある。北テキサスが検討されている理由として、税率が低いところにある。
ゴールドマンの広報は「ダラス地域での存在を高めていくが、現時点で将来の拡大計画についてコメントはできない」と述べている。だが、実現すれば、ゴールドマンとしてはニューヨーク・マンハッタンの本社以外で最大の拠点となる可能性がある。
本社以外の主要オフィスとして、ニュージャージー州ジャージーシティの高層タワーがあるが、関係者によると、テキサス州の拠点はジャージーシティのオフィスに匹敵するほどの大きな施設になる可能性があるようだ。
ゴールドマンCEOのソロモン氏は、コスト抑制を目指して事業拠点の見直しを進めている。同社はこれまでもダラスなど複数の戦略的地域にオフィスを開設し従業員も増やしてきたが、新型コロナウイルスのパンデミックがその動きを加速させている。