テキサスの固定資産税は高いのか?

個人向け金融サイトWalletHubの2023年版レポートによると、固定資産税が最も低い州リストで、テキサス州は46位であることがわかった。テキサスより固定資産税が高い州は5つ残ることになる。

テキサス州の住宅価格の中央値は202,600ドル(約2000万円)、固定資産税は1.74%で、テキサス州民は平均して3,520ドル(約35万円)の固定資産税を支払っていることになる。

テキサス州民は、固定資産税の負担を感じることになるが、少なくとも車両固定資産税の心配をする必要がないことに、安心できる部分もある。テキサス州の自動車所有者は、自動車の購入価格に対して6.25%の税率を地元の税務署長に支払わなければならないが、毎年の自動車固定資産税を支払う必要がない。

テキサス州より固定資産税が高い州は、バーモント州の1.90%、ニューハンプシャー州の2.09%、コネチカット州の2.15%、イリノイ州の2.23%。固定資産税が最も高いのは51位のニュージャージー州で、税率は2.47%。この税率では、355,700ドル(約3500万円)の住宅の中央値に対して、ニュージャージー州の住宅所有者は6,057ドル(約60万円)を支払うことになる。

その一方、ハワイは50の州とコロンビア特別区の中で最も低い0.29%の固定資産税で1位に。住宅の中央値は662,100ドル(約6000万円)で、平均的なハワイ住民は年間1,893ドル(約18万円)の固定資産税を支払っていることになる。

このような統計から、引っ越しを決断する際には固定資産税をどれだけ払えるかを考えることが重要になるだろう。

ソース:CULTUREMAP