スマートな未来に最も適している米国都市とは?【DALLAS,AUSTIN】

不動産テクノロジー企業であるPropechOS社が、アメリカとヨーロッパの主要都市を評価し、どの都市が「スマートな未来に最も適しているか」を判断したランキングを公開した。

ダラスは、進化するデジタル環境に最も対応できる米国の都市として、第7位にランクインした。

さらに、オースティンは、テキサス州は堂々の1位に輝いた。

  1. Austin — 75.4

  2. Los Angeles — 74.5

  3. Seattle — 73.3

  4. San Francisco — 72.9

  5. Atlanta — 72.5

  6. Washington, D.C. — 70.9

  7. Dallas — 69.6

  8. New York City — 69.3

  9. San Jose, Calif. — 69.2

  10. Portland, Ore. — 69.2

この調査では、米国と欧州の100都市を対象に、Wi-Fiや5Gネットワークなどのハイテクインフラと接続性、ハイテク主導の雇用市場、電気自動車の持続可能性、グリーンインフラなどのカテゴリーに分類し、11の指標を調査してトップ10を決定している。

オースティンは、その優れたテクノロジーとグリーン・インフラにより、100点満点中75.4点の最高得点を獲得。同市には公共交通機関の電気自動車充電ステーションが8番目に多く設置されていることも記されていた。

その一方、ダラスは、無料Wi-Fiの有無、空港の利便性、ブロードバンドのダウンロード速度などを含む技術インフラ部門で81ポイントと高得点を獲得。

オースティンとダラスは、人口1万人あたりの技術職の数を分析した技術職市場の分野で50点未満を記録。この項目で60点以上を獲得した米国の都市は、上位10都市にはなかった。

世界では、人工知能をはじめとするコネクテッドデバイスの普及が進み、新しい高度な技術がかつてないほど急速に開発されている。しかし、新しいテクノロジーは、インフラや環境がそれを促進するように構築されていない限り、最大限の良さは普及しにくいだろう。

ソース:MorningNewsProptechos