アメリカン航空、SF拠点を閉鎖!従業員に移転/退職の厳しい選択を

アメリカン航空は、サンフランシスコの拠点を閉鎖することを発表。400人の客室乗務員は、州を出るか、または仕事を辞めるかの苦渋の決断を迫られている。

フォートワースに本社を置く同社。閉鎖の理由として、経済的要因と顧客の需要の変化を挙げている。同拠点で働く客室乗務員は、他州拠点での勤務、または退職しか選択肢がないという厳しい状況に追いやられている。

シングルマザー/ファザー、家族の看病、特別なニーズの子供を抱える親、パートナーの職の都合など、様々な要因により多くの社員にとって州外移転は難しい。

中には客室乗務員用の待機席に搭乗し、他の拠点に通勤を考えている社員もいる。最も近い基地はフェニックスとダラスで、それぞれ2~3時間のフライト。通勤時のホテル代や交通費は支給されない。

この基地にはベテラン社員も多く、このような形で退職をせざるを得ない状況に憤りを感じている社員もいる。同社は新入社員の雇用を継続すると述べており、ベテランスタッフの代わりにより賃金の低い新入社員を採用しようとしていると考える社員もいる。

ソース:INSIDER