二年ぶりのテキサス州学校評価、パンデミック前より好結果!

COVID-19パンデミック以降初めて、テキサス州の学校評価が実施された。パンデミック前に比べ、評価が上がった学校が増える嬉しい結果になったとダラス・モーニングニュースが報じた

2020年よりパンデミックの影響で中止となっていたテキサス州学力評価試験(SAAR)と学校評価。今回テキサス州の約75%の学校が、評価A又はBを獲得した。2019年に同評価を獲得した学校は全体の約60%であった。評価は「A」から「F」の6段階。「D」と「F」は落第点とされ、州が学区へ介入することとなる。

各学区、パンデミック中連邦政府から与えられた学習支援金を、家庭教師の増員やリーディング・アカデミーなどに投入し、生徒の学力向上に努めてきた。どの戦略が効果的であったかの評価と、資金援助終了後いかに戦略を維持するのかが今後の課題だ。

また一部教育者からは、学校評価制度は貧困層の多い学区を評価するには不十分とする声も上がっている。貧困地域で「A」評価を受けた学校は約18%と少なくはない。今回伸びを見せた学区の施策から、学べることも多いのではないだろうか。