世界で最も多く富裕層が暮らす都市ランキング【HOUSTON】

2022年の世界で最も富裕層が多いトップ20都市ランキングがHenley Global Citizens Reportより公開された。

同レポートは、世界の富豪に関する情報企業New World Wealthの独占情報を使用し、主要地域ごとに最も富豪の多い上位5都市と、富裕層の増加という点で最も急速に成長している上位25都市を審査対象とした。

その結果、34万5600人の富豪が暮らすニューヨークが1位となったほか、100万ドル以上の資産を持つ個人富裕層が30万4900人いる東京が2位、サンフランシスコ・ベイエリアが3位、長年世界で最も多くの富裕層が暮らす都市だったロンドンは27万2400人で4位に落ち着いた。

その中、ヒューストン、ダラス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴの米5都市が、上位を占めたことがわかる。さらに、テキサス州からはダラス・フォートワースが18位にランクインしている。

Henley & PartnersのCEO、Juerg Steffen博士は、上位20都市のうち14都市は、投資移住プログラムを行っている国にあると指摘する。

「国際的に主要な富の中心地であるニューヨーク、ロンドン、シンガポール、シドニー、トロントでの居住、就労、修学、投資の権利は、投資による居住を通じて確実に手にいれることができる。自分自身や家族、そして自分のビジネスをより好都合な都市に移動させたり、世界中で複数のさまざまな居住場所を選んだりするオプションを持てることは、個人の顧客の国際的な資産や遺産計画にとってますます重要な要素になっている」と述べている。

ソース:HENLEYGLOBAL