米クルーズ、オースティンにロボットタクシーを提供拡大【AUSTIN】

2022年9月12日、米自動車大手ゼネラルモーターズ「General Motors」傘下の自動運転車開発クルーズ「Cruise」CEOのKyle Vogt氏は、90日以内にテキサス州オースティンとアリゾナ州フェニックスで無人走行サービスを拡大する予定だと述べた。

ゴールドマン・サックスのカンファレンスに出席したVogt氏は、2025年までに10億ドルの収益を達成することを目指す、つまり現在のGMからの年間投資額の半分を目指すとも述べた。

6月、Cruiseはサンフランシスコで夜間にChevrolet Boltの電気自動車を使った自動運転車の充電を開始した。Cruiseはサンフランシスコで70台ものドライバーレスAVを同時に運用し、年内にはその数を2倍〜3倍に増やす計画だとVogt氏は述べた。

オースティンとフェニックスでの運用は最初は少なく始め、徐々に収益を上げ、来年には運用を拡大する計画のようだ。

Cruiseは、フェニックスでライドヘイリングや配送サービスに無人運転車を使用するために必要な許可を取得しており、すでに出資者の一社であるウォルマートと自動運転配送サービスのテストを行っている。

ソース:REUTERS