ダラス学区、透明のリュック使用義務化へ 【小学校銃乱射事件】
/ダラス学区は5月に起こったユバルディ小学校銃乱射事件を受け、生徒に透明またはメッシュのリュックを使用することを義務付けると発表した。
新しい規則は新学期が始まる8月から、6年生から12年生を対象に適応される。全生徒のリュックの中身を調べる必要がないため、入校時間の短縮につながる。新学期前に無料で透明なリュックが配布される。適用後条件を満たさないリュックを使用した場合、学校が預かり保護者が受け取りに来ることになる。
同学区は当対策を、「学区の包括的な安全計画における一つのステップだ」と述べた。テキサス州の他の学区でも、透明リュック使用や教室のドアを常時施錠する、学校への出入り口を制限するなど、安全対策強化に注力している。
2021年に全米で起こった学校銃乱射事件は93件も報告されており、過去20年で最悪となった。テキサス州では6月にアボット知事が学校安全予算に1億550万ドルを投じると発表。防弾シールドや無音警報装置普及などに使われる予定だ。
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