テキサスの郡、住宅所有コストが急増した郡トップ5に

「手頃な住宅価格」で他州からの移住民を多く集めているテキサス州だが、いくつかの郡では住宅所有コストが急増し、戸建て購入がますます困難になっている。

各郡の戸建てやマンション所有コストを平均賃金と比較し、「値ごろ感*」を測定した調査によると、全米で最も「値ごろ感」が悪化したのは以下の郡であった(Attom調べ)。

(*値ごろ感…住宅投資として適切な値段であること。購入可能な値段であること。)

  1. フロリダ州ヒルズボロ郡(タンパ)

  2. ネバダ州クラーク郡(ラスベガス)

  3. テキサス州コリン郡(プレイノ)

  4. アリゾナ州マリコパ郡(フェニックス)

  5. アリゾナ州ピマ郡(ツーソン)

住宅ローン金利の上昇と住宅価格の引き続く高騰により、住宅ローンの支払いは前年比40%から50%も負担が増えている。

Moneygeekによる別の調査では、テキサス州のトラビス郡(オースティン)とウィリアムソン郡(オースティン北)も値ごろ感が低下した郡として挙げられている。

Realtor.comの調査によると、買い手の需要は鈍化しており、住宅供給は62%上昇したという。しかし、ダラス周辺の住宅価格は昨年から26%上昇しており、供給増加の影響はまだ見られていない様だ。

ソース:The Dallas Morning Newsmoneygeek