干ばつのよる水の取水制限を実施【AUSTIN】 — Gephyro Consulting (ジェフィロ・コンサルティング)

テキサス州では5月から州の西半分に熱波が発生し、多くの地域が猛暑となっている。

オースティン市は、干ばつ対策のステージ1として、6月6日から取水制限を実施した。

テキサス州で取水制限が出たのは、3年ぶりだ。

▼取水制限とは？

現段階のステージ1では、自動灌水による散水時間が15時間から13時間（午前0時から午前8時、午後7時から午前0時）に短縮。その他の制限に変更はない。

・飲食店で客のリクエストがない限り、水のおかわりは禁止

・住宅および商業用水利用者は、週 1 回の自動灌水を継続

・住宅用および商業用水道をご利用のお客様は、週 2 回のホースエンド灌水による散水が継続

居住者は、以下について制限なく灌水を継続することができる。

・アスレチックフィールド

・点滴灌水

・ホースを使った手持ちの水やり

・自動バブラーによる樹木への水やり

・自動点滴灌水

・樹冠の下と菜園ではソーカーホースによる散水

商業的な洗車は通常通り行える。洗車や屋外での水洗いは、バケツや自動シャットオフノズルを使用することで可能。商業目的のお客様は、引き続き午後4時から午前0時までの間のみ、パティオ用のミスターを使用することができる。

違反した場合には、最高500ドル（6万7000円）の罰金が課される。

詳細は市のホームページをご確認ください。

今回の対策は、オースティン市が節水規定の最低段階とする節約ステージに3年間入った後のことである。

干ばつ対策計画の引き金になったのは、水源になっているトラビス湖とブキャナン湖の水位が著しく低下したためとされている。今後、湖の水位がさらに低下した場合は、より厳しい制限のステージ2に移る可能性もある。

オースティン都市圏には取水制限に加えて高温注意報も発令中。5月は月平均気温が同月の観測史上最高を記録していたり、6月には最高気温が40度を超えた地域もあった。

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