テキサス新幹線実現に立ちはだかる壁、プロジェクト実現なるか — Gephyro Consulting (ジェフィロ・コンサルティング)

ダラス・ヒューストン間を繋ぐ新幹線プロジェクトに対し、地域代表者が開発者による土地収用を阻む要請をテキサス州最高裁に提出したと、ダラス・ビジネスジャーナルが報じた。

テキサス・セントラル社が2014年に発表した当プロジェクトは、日本の技術を使った新幹線でダラス・ヒューストン間を90分で走行する計画だ。連邦議会議員3名は5月、テキサスセントラル社の土地収用を認めない判断を下すよう、テキサス州最高裁に申請した。理由は大きく二つある。

①資金調達の問題

当プロジェクトは民間資金のみで運営されると述べていたテキサスセントラル社だったが、テキサス州のインフラ整備法による低金利の長期融資にも期待を示していた。しかし公共プログラムでないとの理由で、融資の線は途絶えたた。同時に、62万ドル以上の固定資産税滞納も指摘されている。

プロジェクト遂行のため必要な、表面交通委員会への許可申請や連邦鉄道管理局からの承認を未だに受けていない。

テキサス新幹線の運命は、最高裁の判決に大きく左右されるようだ。

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