「ユニコーン」の称号持つクラウドサービス会社、ダラスに本社移転 — Gephyro Consulting (ジェフィロ・コンサルティング)

クラウドネットワークおよびセキュリティ用ツールを提供するAviatrixが、シリコンバレーからダラスに本社移転を発表した。新興企業からも人気のダラスの魅力とは何だろうか。

同社はCOVID-19パンデミックによる企業のリモートワークへの移行から生まれた企業だ。全米に従業員を持ち、サンタクララ、ボストン、イリノイに拠点を置くマルチハブシステムを採用している。その中心となる拠点を、サンタクララからダラスに移動することに決定した。

CEOのMullaney氏は、「採用のターゲットは20代から30代。シリコンバレーは住宅も物価も高すぎて、これらの世代はもう住みたがらない。費用が安く所得税もかからない、何より優秀な人材の多いダラスはとても魅力的だ」と話す。

Aviatrix社は、新しいテクノロジー導入を検討する企業を支援し、クラウド分野で勢いを増している。トヨタファイナンシャルサービスやDell社など大企業も顧客として抱えている。2021年には企業評価額が20億ドルに達し、10億ドル以上の価値のある新興企業に贈られる称号「ユニコーン」を手にした。

関連記事：

そのほか、本社移転関連の過去記事もぜひご確認ください。

DALLAS NEWS