トヨタ社、ハイブリット電気自動車への問い合わせが急増
/ロシア・ウクライナ紛争によるガソリン価格高騰を受け、ハイブリット電気自動車への関心が急速に高まっている、とトヨタ車の販売担当者は語る。
販売担当副社長のカーター氏は「ハイブリット、充電式ハイブリットはもちろん、2022年5月に販売開始予定の電気自動社bZ4Xについての問い合わせが殺到している」と話す。
「bZ4X」は同社初の本格的なバッテリー電気自動車だ。トヨタ車は米国内での充電スタンド整備が進むのを待ち、完全な電気自動車の開発・販売にあえて時間をかけてきた。同社は2030年までに250億ドルを投じ、30車種の電気自動車を展開する計画だ。
しかし、関心の高まりは第1四半期の販売台数には表れていない。サプライチェーンのボトルネックが引き続き新車の生産を妨げているからだ。北米本社をプレイノに置く同社は、業界全体の賃上げに対応し、組立工場の労働者の賃金を引き上げるとも述べている。
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