【AUSTIN】住友林業、5億ドルをかけた大規模宅地開発に地元開発者と共同参画

住友林業の100%子会社、Sumitomo Forestry America, Inc.と、ヒューストン拠点の大手不動産開発会社Hines社が共同で、オースティン郊外に570ヘクタール(東京ドーム122個分)の宅地開発プロジェクトを始動したと発表された。

▼プロジェクト概要

  • プロジェクト名:Mirador

  • 所有地:オースティン中心から車で25分、州道130号と州道71号に隣接するエリア

  • 総面積:570ヘクタール(東京ドーム122個分)

  • 開発区画数:戸建て住宅用2,500区画、集合住宅用20ヘクタール(東京ドーム4個分)、商業用地30ヘクタール(東京ドーム6個分)

  • 事業開始:2021年11月

  • 事業終了予定:2032年7月

開発地周辺にはF1レース場やAustin-Bergstrom国際空港、多くのレストランなどがあり、テスラ社の新工場「ギガファクトリー」にもほど近い。また敷地内には20ヘクタールの湖や240ヘクタール以上の緑地が含まれ、散歩や屋外スポーツも楽しめる。

オースティンはテスラ社やオラクル社、アップル社など大手企業が次々と本社移転をしており、世界的なテクノロジー都市として急成長している。人口増加も著しく、同エリアでの住宅需要はますます高まっている。

住友林業とHines社はこれまでにも3つのプロジェクトを共同で手掛けている。今後も両社の専門知識を生かし、日本をはじめ世界各国でコラボレーションの機会を模索していくとのこと。

▼ Hines社との共同プロジェクト