IKEA、自動運転配送のテストドライブを実施【フリスコ〜ヒューストン間】

長距離輸送トラックの自動運転テクノロジーを開発するシリコンバレー企業「コディアック・ロボティクス(Kodiak Robotics)」は、家具メーカー「イケア(IKEA)」と提携し、テキサス州で自動運転による貨物配送を試験的に行うことが明かされた。

Kodiak RoboticsとIKEAは、ヒューストン近郊のベイタウンにあるIKEA配送センターとフリスコのIKEAストアの間で週7日、IKEA製品を輸送するパイロットプログラムに合意した。

このパイロットプログラムでは、Kodiak Roboticsの技術を通して、各車両にプロの安全トラックドライバーがハンドルを握り、自律走行による配送を監督する予定だ。

Kodiak Roboticsの創設者兼CEOのDon Burnetteのリリースコメント:

「IKEAとKodiakは、共に安全性を高め、ドライバーの労働条件を改善し、より持続可能な貨物輸送システムを構築します。自律走行型トラック輸送技術を採用することで、ドライバーの多くが希望する地元での運転業務に集中することができ、ドライバーの生活の質を向上させることができる。イケアの輸送業者パートナーとともに、イケアのサプライチェーンにこれらのメリットをもたらすことを楽しみにしています」。また、テキサスを選んだ理由は、「素晴らしい人々、貨物の豊富な経済、合理的な規制構造、堅牢なインフラ」があるからだと述べている。

2018年に設立されたKodiak Roboticsは、2019年半ばからテキサス州で毎日貨物配送を行っており、その中にはダラスからサンアントニオのルートも含まれている。

ソース:CULTURE MAP