フォートワース付近の電気自動車工場、テスラのオースティン工場のライバルに!

アマゾン社とフォード社が支援している50億ドル規模の電子自動車メーカーが北テキサスでの工場建設を考慮している、とダラス・モーニング・ニュースが報じた

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工場建設の候補地は、フォートワースのダウンタウンからから12マイル南西に位置する町Walsh。これは、テスラ社がオースティン郊外に現在建設中の工場と同じくらいの規模になりそうだ。

カリフォルニア州アーバインを拠点とするRivian Automative Inc.は、アマゾン社とフォード社が支援する電気自動車のスタートアップ。フォートワース市の経済開発部が市議会に行った説明によると、年間20万台を製造できる工場の建設に向けて50億ドルの投資を現在交渉中だ。

「Project Tera」と名付けられたこのプロジェクトは、2027年までに少なくとも7,500の職を創出、平均年収は56,000ドルになると見込まれている。フォートワース市の経済開発部は、Rivian社に4億4,000万ドルの助成金と群の税金免除が含まれた経済開発パッケージを提示したという。

同施設はオフィススペースではなく主に工場になる予定だが、プレイノにあるトヨタ社の210万平方フィートの本社より5倍の大きさになる。さらに、従業員数は2倍、投資額においてはトヨタ社の5倍の額になる。

テスラ社のオースティンでの工場建設のニュースは以前にも報道したが、CEOのイーロン・マスク氏が「Giga Texas」プロジェクトと呼ぶこの計画では2,480エーカーの土地に工場建設が予定されており、5,000の職を創出すると見込まれている。オースティン市は「Giga Texas」プロジェクトの第一段階(790万平方フィートの建設エリア)を承認している。

一方で、50億ドル規模のRivian社のプロジェクトは、20億ドルの土地開発、16億ドルの建設費用を含んでいる。7,200エーカーのこのプロジェクトは全米の大都市において最大規模のプロジェクトになるという。