【第二回】Federal Reserve Bank of Dallasによるダラス・フォートワース経済指標

Federal Reserve Bank of Dallasによるダラス・フォートワース経済指標レポート(2021年7月1日)を2回に分けて投稿します。

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今回が第二回目となります。第一回目はこちら

景気循環指標

経済活動を測るダラス・フォートワースの景気循環指標は、最近の雇用増加と失業率の低下に支えられ、5月には拡大した。ダラスでは13%、フォートワースでは3.8%上昇した。これは13ヶ月連続の成長で、DFWエリアでの継続的な景気回復を示している。2020年2月に比べると、ダラスでは1.1%、フォートワースでは3.1%下回っている。

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集合住宅

ApartmentData.comによると、この春のDFWエリアにおけるアパートの吸収率は、占有率と家賃に押し上げられ増加した。4月と5月には合計10,399ユニットと大幅に増加。ちなみに第一四半期は6,404だった。DFWエリアの平均家賃は$1,242で、昨年比7%の増加。

参考リンク;集合住宅

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集合住宅建設

集合住宅建設の許可数は、3月には上昇、4月には安定を示したが、5月には落ち込んだ。昨年同時期比、許可数は37.7%増加。2020年のDFWエリアの建設許可数は、2019年に比べて半分だった。パンデミックの影響で建設は落ち込んだが、同メトロエリアでの建設数は約37,000ユニットに上昇している。DFWエリアは、全米でもアパート建設市場をリードし続ける。

参考リンク:建設許可

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