コロナワクチン摂取の証明を求めることを禁止【テキサス州】

テキサス州で、新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン接種歴を証明する通称「ワクチンパスポート」の提示を客に求めることを禁止する州法が成立したとTexasTribuneJDSUPRAが報じた。

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テキサス州知事のアボット氏が署名した新たな州法は、事業者や国家および地方公共団体に適応される。客に証明の提示を求めた場合は、事業ライセンスが剥奪されたり、州との契約が結べなくなったり、州の補助金を受け取れなくなる可能性がある。

但し、客が証明の提示を自ら行い、事業者側がインセンティブを配ることは許可されている。

なお、2021年4月以降、テキサス州ではワクチンパスポートを発行することは禁止されている。

今回の州法は客に対しての提示を禁止している。雇用主や従業員に関しては明記されていない。雇用主側で従業員のワクチン状況を確認したい場合はEEOC(雇用機会均等委員会)やCDC(アメリカ疾病予防管理センター)などに問い合わせすることが推奨されている。