ダラス在雇用主らは採用に足踏みの傾向 

Robert Half社のレポートによると、求職者の質が充実している現状にもかかわらず、雇用主らは採用に時間をかけていて、ダラスも例外ではないと、ダラス・ビジネス・ジャーナルが報じた

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ダラスでは、パンデミックが始まって以来、46%の雇用主が通常より採用に時間をかけていて、ボストンの47%、サンディエゴの48%とワースト3入りとなった。

約6割の求職者が、応募してから2週間以内に連絡がないとその職種に興味がなくなると回答しており、19%が1週間以内と答えている。パンデミック以来、採用のプロセスに大きな変化が出ていて、求人者のプールは増加傾向にある。7割近くのダラス在の雇用主が昨年3月以来、本人に直接会わずにリモートからフルタイムまたはテンプスタッフを採用している。パンデミックの前はリモートでの採用はほんの13%だった。

このような雇用情勢の変化で、労働者は全国的に疲れ果てていて、2019年に比べて5人のうち2人のダラス在労働者が、極度の燃え尽き症候群を訴えているという。Robert Half社の今年初めに発表されたレポートによると、51%の労働者が転職のために引っ越しをしてもいいと答えていて、雇用主にとって従業員の保持は大きな課題になっている。