ダラス・フォートワースで売買された住宅のフリッピング率【全国対比あり】
/ダラス・フォートワースで売買された住宅のフリッピング率についてDallas Business Journalが報じた。
Attom Data Solutionsの調査によると、2020年第三半期に売買されたダラス・フォートワース住宅の4.4%(1,168軒)はフリッピングに該当していたことがわかった。ダラスのフリッピング率は全国104位となり、ランクでは低い順位に。そのほかサンアントニオは4.8%、ヒューストンは3.7%、オースティンは3.2%を記録。
なお、同時期に米国都市のフリッピング率は90%減少傾向にあり、一戸建て住宅・コンドミニアムのフリッピング率は昨年対比で8%減少した。
過去のダラス・フォートワースのフリッピングピークは2006年第二四半期の1,485軒だった。
フリッピング率1位にランクインしたのはテネシー州のメンフィスで、2020年第三半期に売買された住宅の10.6%を占めた。
しかし、単純にフリッピングした住宅の数だけみてみると、ダラス・フォートワース地域は全国で8位にランクイン。上位3位はフェニックス、ニューヨーク、アトランタだった。
▼フリッピングとは?
フリッピングは、米国で使用されている用語で、収益を生み出す資産を購入し、利益のためにすぐに再販することを表す。