オミクロン株、テキサスで初めて報告される

2021年12月6日、テキサス州で初となる新型コロナウイルス(COVID-19)の「オミクロン株」感染者が報告された。

オミクロン株が引き起こす病気や重症度についてはまだ詳しくわかっていないが、現時点で感染率が非常に高いことが確認されている。

テキサス州保健局によると、ハリス郡在住の40代女性がオミクロン株感染者として確認されており、女性は最近の旅行歴がなかったとされる。

専門家によると、オミクロン株に対してワクチンや自然免疫がどれほど効果的かを理解するには、さらに1か月かかる可能性があるといわれている。

米国でオミクロン株の最初の症例は、先週カリフォルニア州で報告された。それ以来、ニューヨークやミネソタ州を含む他州でより多くの症例が確認されている。

テキサス州保健局は住民にワクチン接種を推奨している。12月1日時点、テキサス州の完全ワクチン接種率は約55%となっている。