アメリカ版100円ショップDOLLAR TREEが値上げ

全商品を1ドルで提供しているDOLLAR TREEが、2022年第一四半期までに商品価格を1.25ドルに引き上げると発表した。

DOLLAR TREEは主に季節の商品、おもちゃ、文房具、台所用品等を取り扱い、35年間1ドルで商品を販売してきた。

DOLLAR TREEは全米49州に7783店舗を展開(2021年11月21日現在)。

州ごと店舗数ランキング:

1位 テキサス州(人口2千9百万人)

654店(全体の8%)

2位 カルフォルニア州(人口3千9百51万人)

638店(全体の8%)   

3位 フロリダ州(人口2千百48万人)

578店(全体の7%)  

都市ごと店舗数ランキング:

1位 シカゴ     61店舗
2位 サンアントニオ 53店舗
3位 ヒューストン  50店舗

同社CEOのウィティンスキー氏は、値上げは一時的な市場への反応ではなく、恒久的なものと説明。労働省は11月、年間インフレ率が30年ぶりの高水準にあると報告した。運送や流通費、賃金の上昇等による歴史的な商品コストの上昇により、全商品1ドルのままでは提供できなくなった商品もあるという。値上げにより利益を上げることで、品揃えを拡大、新製品を導入し、より多くの顧客のニーズを満たすことを目的とする。

同社は9月に値上げテストを実施。顧客調査によると買い物客の77%がすぐに価格上昇に気づいた。さらに91%は値上げ後も同頻度、またはより多くの頻度で買い物をすると回答。今後3ドルや5ドルの商品コーナーも導入し、さらに商品の幅を広げていく予定だ。

ソース:ADVOCaTECNN BusinessScrapeHero

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