2022年注目の不動産市場―テキサス2都市がトップ10内【前編】

43年間続くレポートEmerging Trends in Real Estate®が2022年注目の不動産市場トップ10を発表したとULI AMERICASが報じた。

大企業の本社移転や人口増加で注目されているテキサス州の2都市がランクイン。継続して住宅建設や雇用機会の成長が進むサンベルト帯の地域が上位を独占。ランキングは以下の通り。

1. Nashville, Tenn. 

2. Raleigh/Durham, N.C.

3. Phoenix, Ariz.

4. Austin, Texas

5. Tampa/St. Petersburg, Fla. 

6. Charlotte, N.C. 

7. Dallas/Fort Worth, Texas

8. Atlanta, Ga. 

9. Seattle, Wash. 

10. Boston, Mass. 

当レポートは投資家、開発者、不動産会社等約1,700人の有識者からの調査回答をもとに毎年出されている。今年のレポートではCOVID-19による今後の社会的なトレンド7点に焦点が当てられている。

• 短期的な不動産の低迷 

• ESG投資への注目 – 気候変動への対策

• 住宅価格の継続的な高騰

• パンデミック後の在宅勤務の継続 – オフィススペースの見直し

• 郊外への移動者増加予想

• シニア住宅や倉庫など代替セクターへの投資

• 不動産投資専用テクノロジー開発

不動産業界は予想を超える回復を見せていると同時に、住宅価格の引き続く高騰、環境問題等新しい課題も見えてきている。

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そのほか、コロナウイルス住宅に関する過去記事もご確認ください。