人口増加を補うダム建設と貯水池状況について【テキサス水事情】

▼人口増加

2010年4月〜2020年4月、テキサス州の人口は3,999,944人増加。オクラホマ州の総人口3,959,353人を上回る計算となる。約400万人の住民が加り、米国全体で最も人口増加した州となった。2位はフロリダ州、3位はカリフォルニア州だった。テキサス州総人口は約2,900万人超える。米国で最も人口が多い州はカリフォルニア州の約4,000万人(20年4月時点)だが、テキサス州人口はカルフォルニア州に次ぎ2番目に人口が多い州である。

▼ファニン郡の貯水池

2019年、北テキサスで最大の建設プロジェクトはファニン郡に建設開始した貯水池「Bois d'Arc Lake(ボアダルク湖)」だった。

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North Texas Municipal Water District(NTMWD)によると、ボアダルク湖*1)はテキサス州30年振りとなる主要な貯水池になる。NTMWDのサービスエリア内で予測される人口急増により、湖の建設が必要になった。

16,000エーカー以上のスペースを保有する湖は、2040年までに約170万人の飲料水需要を満たすとされる。

参照:2019年8月報道のNBCDFW記事

ボアダルク湖(*1)が満水へ

2021年、ボアダルク湖の建設開始から約3年後の現在、湖は満水になりつつある。その結果、2022年までには湖の水を提供開始する可能性がある。

湖が提供するのは水だけではない。湖には約2,000匹の品種改良されたトロフィーバスを含む、さまざまな魚がすでに飼育されている。また、将来的にはレクリエーションのために一般へ開放する計画も予定している。

参照:2021年5月報道のNBCDFW記事

*1)ボアダルク湖30年近くでテキサスに建設された最初の主要貯水池。 15年計画と許可の後、2018年5月に建設開始。ファニン郡のボーナムの北東に位置する湖は、170万人の北テキサス人口増加に必要な水を量を確保提供。 貯水池長さ2マイル、高さ90フィートのダムは、367,609エーカーフィート(1,200億ガロン)の水を貯める湖.。 水の供給は2022年開始予定。成長地域の将来の重要な水供給を確保に役立ちます。

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