アマゾン、従業員向け健康管理施設をダラスで試験運営

2020年7月14日、アマゾンはCrossover Healthと業務提携し、フルフィルメントセンター付近に従業員向けの健康管理施設を建設することを公式ページにて発表した。

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アマゾンは企業クライアントのためのクリニックを構築するCrossover Healthサービスを採用する。計画はまだ試験段階だが、アマゾン初の「ネイバーフッド・ヘルス・センター(Neighborhood Health Center)」は、テキサス州のダラス・フォートワースに開設され、最大2万人の従業員にサービスを提供する可能性がある。その半数はアマゾンの業務に従事する。

Neighborhood Health Centerは5つの都市に20カ所開設し、合計11万5000人の従業員をカバーする計画。

ダラス以外の都市はフェニックス、ルイビル、デトロイト、カリフォルニア州のサンバーナーディーノ・モレノバレーなど。今後さらに多くの都市が追加される予定だ。

アマゾン人事VPのHenry氏によると「米国では、プライマリケア医師に容易にアクセスできない患者の数が増加しており、代わりとなる緊急ケアのオプションの利用は患者にとって高価かつ重要な予防ケアの機会を失うことになる」と述べており、ヘルスケアの大きな体系的問題に対処する。