テキサス州、段階的な経済再開を一時停止【コロナ感染増加】

2020年6月25日、米テキサス州のアボット知事は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者や入院患者が急増していることを受け、州の段階的なビジネス再開を一時停止すると表明したことをDallas Morning Newsが報じた

▼テキサス州ビジネス再開停止とは?

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・バーは営業停止(デリバリーやテイクアウト販売のみ)

・レストランは営業収容率75%を50%に変更(6月29日~)

・ラフティングおよびラフティングレンタル業の営業停止(ラフトを使用し川下りをするレジャースポーツ)

・屋外の100名以上の集まりは地方自治体の承認が必須に

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アボット知事は「テキサス州のビジネス再開を次の段階に安全に移行させるまで、今回の一時的な停止は感染を食い止める一助になる」と述べた。これまでの段階で営業が許可された企業は、指定された稼働水準や従来の衛生最低基準の下で営業を継続できる。

テキサス州の人口は全米で2番目に多く、一日のコロナ感染者は過去3日連続で5000人を超えるなど増加が目立つ。州のコロナ検査での陽性率は10%に上昇しており、2桁の陽性率が見られる州の一つになる。

新規の入院者数も13日連続で最多を記録しており、アボット知事はヒューストン、ダラス、オースティン、サンアントニオで病床を確保するため不要不急の手術を停止した。

▼米国の感染者一部増加傾向

米国では、テキサス州のほかにも、当初感染がそれほど広がらなかった州や、行動制限を早期に緩和した州でこのところ感染者が増加している。

2020年6月25日、米国で感染者が少なくとも3万9818人増加し、1日当たりの感染者としては過去最多を記録した。同週にはアラバマ、アリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、アイダホ、ミシシッピ、ミズーリ、ネバダ、オクラホマ、サウスカロライナ、ワイオミングの各州でも新規感染者が過去最多を記録した。


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