新型コロナウイルスの経済対策「PPPローン」承認数、テキサスが米国トップ
/米経済安全保障法・ビジネスローンプログラム「Paycheck Protection Program (PPP) 」は、米国で最も多く承認した州ランキングのトップ3にテキサス州が入っていることをDallas Business Journalが報じた。
▼テキサス州、承認数は米国トップ
Small Business Administrationのデータによると、2020年4月27日~2020年5月1日の期間に実施された2ndラウンドPPPローンの結果、テキサス州を本拠地とした企業でPPPローンの承認を得たのは計175,418件。金額に変換すると約128億ドル(1.28兆円)。
テキサスは、米国で最も多くPPPローンを承認された州第3位ランクインした。1位はカリフォルニアで320,156件(約332億ドル)、2位はフロリダで185,904件(約122億ドル)。また、4位のニューヨークは164,271件(約176億ドル)となっており、5位から下は90,000件以下となり、上位4位と大幅に差が開いていることがわかった。
▼PPPとは?
PPP=「Paycheck Protection Program」は、新型コロナウイルス影響を受けて、アメリカ政府が約3,500億ドル(1stラウンド)と約1,800億ドル(2ndラウンド)もの予算を投じた経済対策プログラム。形式上はローンになるが、雇用維持の目的に沿った一定の条件を満たせば2.5ヶ月分の運転資金の返済が免除され、実質的に給付に近い形になる制度。
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