テキサス、自宅待機命令を解除、ダラス郡やビジネスの反応は?【最新情報まとめ】
/ジェンキンズ氏は、テキサス州の自宅待機命令解除について、ダラス郡のビジネスや市民に「何が許可されたではなく、何をするべきか」を念頭に置いて行動してほしいと述べた。ビジネスには引き続き営業を自粛すること、市民には外出を控えることと、複数人の行動は避けることなど。
ジェンキンズ氏の経済活動再開に対する反対意見は、ダラス郡が、活動再開する環境が整っていないことにあるという。医療専門家によると、以下の2点が感染拡大リスクを高める可能性があり、経済活動再開を懸念している。
(1)コロナウイルス感染者数が、2週間連続で減少していない
(2)テキサスの検査数が少なく、新たなクラスター発生場所を把握できていない
▼ビジネスの反応は?
映画館は、2020年5月1日からの営業再開を見送った企業が多かった。大手CinemarkやAMCなどは再開について、早くて今夏ころを検討するとDallas Morning Newsが報じた。
美術館は、ほとんどが営業再開を先延ばしにする考えを公表したとDallas Magazineが報じた。営業再開先延ばしを発表した有名美術館の一部:The Dallas Museum of Art、Nasher Sculpture Center、The Kimbell Art Museum、the Amon Carter、The Modern in Fort Worthなど。
レストランは、営業キャパシティー25%では回転率が悪く、利益率も低い。そのため、感染症の拡大というリスクを天秤にのせると、営業再開しない判断をするオーナーが多いことをDallas Magazineが報じた。
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