米大手プロバイダ、ブロードバンド容量制限を60日間解除

米AT&Tは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自宅にとどまる人々が増えたのを受け、ブロードバンドの通信容量が規定を超えた場合に発生する超過料金の徴収を、一時的に停止すると宣言した。

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合衆国上院は、国内の8社のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に対し、超過料金の徴収停止を呼びかけており、AT&Tは他社に先駆けてその要請に応える企業となった。

その結果、AT&T以外のISP(Charter、CenturyLink、Comcast、Cox、Sonic、Sprint、T-Mobile、Verizon)のほぼすべての企業が誓約に取り組んでいる状況になった。2020年3月13日から60日間、ユーザーが未払いでもネット回線を止めないことが決定した。

議員らによると、「自宅での勤務を命じられる雇用者や、外出を控える人々が増加するなかで、家庭のブロードバンドのトラフィック容量も増加する傾向。我々は通信企業らが、超過料金の徴収やめ、容量に上限を定めることを控えるように要請する」と述べた。


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