テキサス州知事、行政命令の発表【米、全世界への渡航中止を勧告】
/▼テキサス州アボット知事の行政命令の発表内容
新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、2020年3月21日~4月3日までの間、10人以上の集会を禁止し、レストランやバーの店内での飲食の禁止(持ち帰り、ドライブスルー、デリバリーは可)学校の休校等の措置を発表した。(2020年3月19日時点)
▼米、全世界への渡航中止を勧告
米国務省は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、すべての外国への渡航を中止するよう米国人に勧告した。全世界に対する渡航警戒レベルを最高の「レベル4」に引き上げた。(2020年3月19日時点)
これまでは中国、韓国、イタリア、イランなど感染者が多い国・地域を対象にしてきたが、全世界に広げることがわかった。世界各国が出入国制限を実施しているほか、航空便が減っており、帰国できない恐れがあると警告。人の往来が滞り、経済への影響は一段と広がりそうだ。
外国に滞在する米国人には、航空機の手配など速やかな帰国手段の確保を促した。「もし外国に渡れば旅行計画に狂いが生じ、無期限で米国外にとどまらざるを得なくなる可能性がある」と警鐘を鳴らした。
日本の法務省によると、米国人の日本入国者は2019年で約160万人と全体の6%を占めた。米商務省によると、米国人の外国渡航者(カナダ、メキシコを除く)は18年で年4200万人に上る。行き先別では日本は3%弱で、欧州が4割と多い。
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