アメリカのショッピングモールが消える未来【前編】
/新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で米国全体でショッピングモールが経営困難になっている。ダラス・フォートワース地域ではどのような影響があるか、専門家の予想をDallas Business Journalが報じた。
2020年10月時点、ダラス・フォートワース地域には計18件のショッピングモールが存在する。しかし、COVID-19パンデミック後に生き残るショッピングモール数はなんと3件〜4件まで減少すると専門家は予想している。
なお、Edge Capital MarketsのマネジングディレクターのBarney McAuley氏によると、「全国にある約1,100件のショッピングモールは、700〜800件まで減少するだろう」と述べている。
北テキサスでシェルターインプレイスが発令されて以降、多くの商業施設がCMBSのウォッチリストに追加されている。このリストには納期までにローンの支払いが困難と予想された施設がリストアップされる。
例えば、2020年6月、メスキート市のTown East Mallがウォッチリストに追加されている。ショッピングモールのオーナーBrookfield Properties は、CMBSローンの支払い納期を2021年6月まで延長する手続きを行なった。
▼どのようなショッピングモールが生き残るのか?
→続きは明日の配信を予定。