トヨタとUberが自動運転車技術で協業拡大【トヨタ500億円以上出資】
/トヨタ自動車が配車サービスで知られるUber Technologiesに対して、5億ドル(約550億円)の出資を行うことを発表した。両社は2015年から協業を進めているが、自動運転技術を活用したライドシェアサービスの開発促進と市場への投入のため、さらに協業を拡大していくことを述べた。
発表によると、トヨタのミニバン「シエナ」にUberの自動運転キットとトヨタのガーディアン(高度安全運転支援)システムを搭載して、自動運転モビリティサービス「Autono-MaaS」専用車両化し、2021年にUberのライドシェアネットワークに導入する予定だとのこと。
トヨタリサーチインスティテュートのCEO、ギル・プラット氏は「Uber社の自動運転キットとトヨタのガーディアンシステムの双方が、二重に周辺状況をリアルタイムで監視することで、車両の総合的な安全性を高めます。両社の自動運転技術の開発と導入を加速させる今回の協業に期待しています」と語っている。