東洋水産、米テキサスに即席麺工場増強

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「maruchan(マルちゃん)」ブランドが有名で、北米の即席麺市場で6割のシェアを誇る東洋水産は、米国における即席麺の生産能力を高めることを発表した。テキサス州にある即席麺工場に約50億円を投じ、生産ラインを増設する。

同工場は2018年の稼働を予定しており、生産能力を現在の2倍に引き上げる目的を果たす。

カップ麺を中心とした即席麺の需要が旺盛な米国市場のほか、メキシコ市場へも同工場で生産した即席麺を供給する予定。米国の即席麺の総需要は、約41億食(2016年時点)と、世界第6位の市場だ。

日本の食品は北米の食習慣にうまく溶け込むことで、思わぬヒット商品を生み出すポテンシャルを持っていることが実証されている。成功例の1つとして、日本しょうゆ最大手のキッコーマンなど。日本の食品メーカーは北米市場でより活躍することが期待できる。

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