ダラスーヒューストン新幹線「来年承認を」
/新幹線事業を主導するテキサス州の「テキサス・セントラル・パートナーズ」(TCP)のリチャード・ローレス会長は、連邦政府に申請中の新幹線技術について「来年後半には、安全性が承認されてほしい」との期待を公言した。
テキサス州の新幹線事業は、ダラス-ヒューストン間に東海道新幹線の「N700系」の車両やシステムを導入する計画。現在はTCPがJR東海の子会社を通じて技術支援を受けながら、必要な資金集めを行っている。リニア導入により、米東部の幹線道路の交通渋滞解消が期待されている。ロジャース会長は開業後の需要について「既存の鉄道もあり開業当初はわずかだろうが、将来は東海道新幹線のように需要が増えるだろう」と予測した。