DFWエリア、全米第1位の産業市場に!?【2021年予想】

CommercialSearchによって集積されたCommercialEdgeデータによると、ダラス・フォートワース地域に今年、約2,790万平方フィートの産業スペースができると予想されており、これは他の主要都市をはるかに上回る、とダラス・ビジネス・ジャーナルが報じた

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約2,800万平方フィートの産業用敷地面積は、全国で今年創出される予定面積の8%に及ぶ。第2位のPhoenixにも1,840万平方フィートと大差をつけている。3位はシカゴ( 1,700万平方フィート)、4位はカリフォルニアのInland Empire(1,640万平方フィート)、5位はデンバー(1,290万平方フィート)。オースチンとヒューストンはそれぞれ第9位、10位にランクイン。この2,800万平方フィートにおよぶ産業スペースの提供は、合計81のプロジェクトを産むことになる。

北テキサスでは2017年から4年連続で2,000万平方フィート以上の産業スペースを提供し続けていて、2021年もその記録を更新することになりそうだ。昨年だけでも北テキサスでは、100万平方フィート、全部で7つのリースが行われ、今年最大のプロジェクトは210万平方フィートにおよぶ南ダラスのLogistix Hubだ。このように大規模な産業スペースの提供が続いているにもかかわらず、需要は供給を上回り続けているという。パンデミックの影響で多くの企業がE-Commerce(オンライン取引)に集中していて、ダラス・フォートワース地域が物流のニーズ対応するには戦略的なロケーションだとみている、と専門家は説明している。