【テキサス進出】建築資材大手シンプソン・ストロングタイ、プレイノに第2本社を開設へ



カリフォルニア州に本社を置く建築資材メーカー「シンプソン・ストロングタイ」が、テキサス州プレイノに第2本社を開設する計画を発表しました。新オフィスはグラニット・パーク6(5525 Granite Pkwy.)内の38,372平方フィートを占有し、2025年末までに530万ドルの改装を完了させる予定です。

Dallas Business Journalによると、同社はこの移転によって、今後10年間で地域の従業員数を300人に拡大する計画で、プレイノ市議会は80万ドルの経済インセンティブ案を検討中です。条件には、5.3百万ドルの改装工事、50人の雇用、追加スペースの確保などが含まれます。



同社はすでにプレイノ北部のマッキニーに製造拠点を持ち、今回の拠点拡大により計300人規模の地域雇用を見込んでいます。人口増加が著しいコリン郡は、強力な労働市場と優れたビジネス環境を背景に、近年多くの企業が進出しているエリアです。2023年7月から2024年7月までに約46,700人の新住民が流入し、全米でも4番目に多い人口増加を記録しています。

ダラス・フォートワース都市圏(DFW)は、低税率と企業に優しい環境が評価され、2024年には全テキサス州の企業プロジェクトの36%にあたる489件を獲得。今後もトヨタ、リバティ・ミューチュアル、JPMorgan Chaseなど大手企業の本拠地が集中するコリン郡の成長は続くと見込まれています。

Source:  Dallas Business Journal

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