変貌する小売業界、Macy’sがダラスで5店舗閉鎖とその背景



Macy’s Inc.は、パフォーマンスが低い店舗の閉鎖計画を進行中で、ダラス・フォートワース地域にある5つの店舗を含むことが発表されました。

Dallas Business Journalによると、ニューヨークに本拠を置く百貨店のMacy’sは、1月に66の店舗を閉鎖する計画を発表しました。これは、2026年末までにパフォーマンスが低い150店舗を閉鎖するという昨年2月に発表された計画の一部です。

閉鎖されるDFW地域の店舗は
・Fairview Town Center
・Shops at Willow Bend in Plano
・Southlake Town Square
・West Bend in Fort Worth
・Highlands of Flower Mound

テキサス州内でリストに上がっている他の店舗はヒューストンのAlmeda Mall1店舗のみです。これらの店舗は2025年第1四半期に閉鎖される予定です。

これらの閉鎖により、DFW地域にはダラスのNorthPark CenterやGalleria Dallas、フリスコのStonebriar Mallを含む約12のMacy’s店舗が残ることになりますが、さらなる閉鎖の発表が予想されています。



▼高級ブランドを拡大する計画

一方で、Macy’sはオンライン小売業者との競争に対抗するため、高級ブランド「Bloomingdales」を拡大する計画を進めています。今後数年間で15店舗を開店する予定です。

また、同社は2027年までにフリスコの新複合開発プロジェクトFields Westに小規模フォーマットのBloomingdales店を初めて出店する計画をしています。これは全体で5番目の店舗で、テキサス州では初の店舗になります。

ソース:Dallas Business Journal

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