AT&T、2025年からフルタイム出社を推奨 ハイブリッド勤務を大幅縮小へ



AT&Tは、2025年1月からフルタイム出社を推奨する新方針を発表しました。

ダラスに本社を置く同社は、パンデミック中に導入したハイブリッド勤務を大幅に縮小し、AT&Tテクノロジーサービス部門では1月6日から段階的にオフィス勤務を再開、3月3日までに完了予定です。この動きは、アマゾンなど他の大手企業による出社回帰と同様の流れを反映しています。



AT&Tは一部職種で例外を認めつつも、多くの従業員に出社を求める方針を強調しています。実際、同社ではパンデミック中も多くの従業員がフルタイムでオフィス勤務を継続していました。2023年にはCEOジョン・スタンキー氏がマネージャーに週3日の出社を義務付け、ダラスを含む主要9拠点への集中勤務を指示しました。

この方針転換は、企業文化や業績向上への期待と、柔軟性を失う懸念が交錯する中で注目されています。また、不動産市場や地域経済への影響も大きく、今後の動向が注目されています。AT&Tは従業員のために福利厚生や施設の改善にも取り組む方針です。

Source: Dallas business journal

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