ダラス・カウボーイズのダンスチームに日本人LUNAさんが3年連続オーディション合格！【Dallas Cowboys Rhythm & Blue】

こんにちは！NFLダラスカウボーイズ　リズム&ブルーダンサーのLUNAです。先日3年目のオーディションを終え、今シーズンもダラスカウボーイズの一員としてシーズンに参加することが決定しました。

NFLダラス・カウボーイズ　リズム&ブルー 2024-2025ダンサーオーディションは今年も6月から始まりました。6月中はオンラインでの書類選考とソロダンスパフォーマンスの動画、スピーチの動画を提出し、6月23日にセミファイナルへの進出が決まった連絡がありました。

今年は日本で舞台のお仕事があり、6月23日に日本で本番を終え、24日に渡米、１週間の間に体調を整え、29日にセミファイナルへ参加しました。場所はダラス・カウボーイズの本社、 The Star にあるスタジオで開催され、書類選考で3分の２が落とされるものの、50名近いダンサーが会場に集まりました。

ダラス・カウボーイズ　リズム＆ブルー（DCRB）は個々の個性を大切にするチームでもあり、毎年ダンサー枠は他のNFLチームと違い限られた数となっています。今年の枠はたったの15名。2年目以上のダンサーも毎年オーディションを受けなければいけない為、長年やっていても毎年気が抜けません。

1日目は午前中２時間で４分のダンスを覚え、グループごとに審査。

午後はまた別の4分のダンスを覚え、午前中覚えたダンスと午後覚えたダンスの２つをグループで審査。審査員との質疑応答も行われました。

審査を終え、無事ファイナリストに選ばれ、息着く間も無く次の日にはファイナルの審査が行われます。

ファイナルの日もまた別の４分間のダンスを覚え、午後にはこの2日間で覚えた３つのダンスを審査しました。

合計で約１２分間のダンスをこの短期間で覚えたのは私のダンサー歴15年以上でも初めての体験でした。

身体中が筋肉痛となり、2日目は思うように体が動かず苦戦する場面も多々ありました。

ファイナルの最終選考に残ることができ、次はトレーニングキャンプに進出。

１週間のオフを挟んでトレーニングキャンプが開始されました。

このキャンプでは今まで習ったダンスに加えて新たなダンスを覚えたり、何回もの審査を重ねて1日数名ずつカットされていきます。

DCRBの名物、フリースタイルパフォーマンスの審査も行われました。

ランダムな曲に合わせて即興でパフォーマンスを行うこの審査は何年経っても緊張します。

キャンプ中はダンスのパフォーマンスだけでなく、リハーサル中の態度やスタミナ、他のメンバーとのコミュニケーション能力も含めて全てが審査されます。ダンスの技量だけでなく”プロフェッショナリズム”に値する知識や橋梁を兼ね備えているかも重要なポイントです。

7月19日金曜日、トレーニングキャンプ最終日。残ったメンバー全員がスタジオに集まりました。

DCRBとDCC（ダラスカウボーイズチアリーダー）のスポンサーであるタンジェリンサロンから専属スタイリストさんがお越しくださり、これまでの取り組みのお祝いを持ってきてくださりました。ダンサーには欠かせないヘアケアセットをプレゼントしてくださり、その一つのヘアスプレーの下に”YOU MADE IT!!! (合格したよ！）”と書いてあるステッカーが貼ってあり、驚きの気持ちと共にやり切った気持ちで胸がいっぱいになりました。