マクドナルド、代替肉バーガーの試験販売は成功せず
/米マクドナルドは、植物由来の代替肉を利用したバーガーをダラスとサンフランシスコで試験的に販売していたが、成功しなかったことが分かった。
米国部門のジョー・アーリンガー社長は「どちらの市場でもうまくいかなかった」と述べた。
アーリンガー氏は、シカゴで開かれたウォールストリート・ジャーナル(WSJ)主催のグローバル・フード・フォーラムで、米国の消費者は「『マックプラント(McPlant)』など植物由来のたんぱく質を使った製品をマクドナルドには求めていない。むしろマクドナルドにサラダを求めてはいない」と述べた。その後、マクドナルドは同氏のこの発言について、2022年に終了した両都市での試験販売に言及したものだと説明した。同社はこれまで植物由来の製品について、欧州市場においてより良好な結果が出ていると述べている。
マクドナルドは現在、植物由来の製品ではなく、タンパク質豊富な鶏肉製品に投資している。鶏肉は手頃な価格で、生産コストも低いので、もっと手頃な価格の食品を求めている消費者にとって素晴らしい選択肢になっているという。最近では牛肉より鶏肉製品の方が売れ行きが良いと述べている。
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