プレイノオフィスの余剰スペース削減計画ーハイブリッド勤務影響 リバティ・ミューチュアル【Liberty Mutual Insurance】



ボストンに本社を置く大手保険会社リバティ・ミューチュアル・インシュアランスは、テキサス州プレイノに位置するオフィスキャンパスの再構想を進行中です。このキャンパスは、2017年に完成し、2018年初めには従業員が移転しましたが、Legacy Westに位置するこの2つのタワーからなる100万平方フィートの敷地は、完全には使用されていませんでした。

Photo by yann maignan

2020年には、このキャンパスの約4分の1のスペースをリースすることを検討していましたが、現在ではその半分のスペースのリース化が検討されています。この変更は、ハイブリッド勤務形態の導入が背景にあります。COVID-19パンデミック以前から、リバティ・ミューチュアルは従業員に柔軟な勤務体制を提供しており、その体制は現在も継続しています。



会社の広報担当者は、「ハイブリッド勤務環境の完全な導入により、複数の場所で余剰なオフィススペースが増えている」と述べ、コスト削減と競争力の向上を目指し、未使用スペースの削減と必要なスペースの維持を進めていると説明しました。

プレイノキャンパスは、ダラス北部有料道路と州道121の交差点に位置しており、リバティ・ミューチュアルはこの施設を所有しています。すでに、投資大手ヴァンガードにスペースをリースしています。キャンパスの開発はKDCが担当し、設計はダラスに拠点を置くオムニプランが指導しています。この再構想は、効率的なスペース利用とハイブリッド勤務の定着を図ることで、将来のオフィスニーズに対応するものです。

Source: The Dallas Morning News

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