キャリアと子育ての両立を可能にする3つのアイデア【QUICK USA】



「出産したら仕事を続けますか?」「それとも子育てに専念しますか?」。人生は選択の連続です。出産を機に今後のキャリアについて悩まれる方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

こんにちは、Quick USAのダラスオフィスで、Recruiting Consultantとして勤務している岩下貴美です。私は2歳半と12カ月の子どもを育てながら働く、ワーキングママです。私は子どもが産まれても「仕事を続ける」ことを選択したのですが、今回はその理由や、キャリアと子育ての両立を可能にするために私が工夫していることについてお話させていただきます。

私の経歴のご紹介

ダラスニュースに登場させていただくのは初めてとなりますので、簡単に自己紹介をさせていただきます。私は日本で大学を卒業した後、カリフォルニアの大学へ3年間留学しました卒業後日本へ帰国し、イギリスのファッションブランドの会社に就職して、マーケティングの部署で勤務いたしました。主な業務としては、本社のイギリスと日本との間でライセンシングビジネスのリエゾンをしたり、ブランド側の訴求したいアイテムの販促、ポップアップショップの提案などブランディングに携わりました。その後退職し、2023年3月にダラスへ参りました。

妊娠31週目で渡米

家族で渡米を決めた後に2人目の妊娠がわかったのですが、ビザが発給されるまでに時間がかかってしまい、渡米するのが妊娠31週目になってしまいました。飛行機が離陸して3時間くらいたった時です。お腹が急に張り出してきてしまいました。長男が膝の上で寝ていたので、姿勢を崩さずじっと動かずしばらくは痛みに耐えていたのですが、だんだん息をするのも辛くなってきてしまい、隣の主人に助けを求めました。意識が朦朧としていく中、ドラマや映画でよく見る「機内の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」というキャビンアテンダントのアナウンスが聞こえてきました。

あわや機内で出産!?

まさか同じ飛行機にお医者様が乗っているなんて、映画のようにはうまくはいかないだろうと諦めかけていたところ、なんと奇跡的にUCLAの産婦人科のお医者様が乗り合わせていることがわかりました。早速、機内のギャレー(キッチン)で診察をしていただいたところ、まだすぐには産まれないとの診断を受けました。一時は機内での出産も覚悟していましたが、先生に診ていただけた安堵感で気分が楽になりました。また、家族、お医者様、機内のスタッフなど、周りの方々に温かく見守っていただいたおかげでなんとか無事にアメリカに到着することができました。

仕事を続けたいと思った理由

仕事が好きでずっと続けたいという気持ちが強かったこと。また、子どもを授かってからは、主人だけに頼るのではなく、自分も子ども達を守っていかなくてはならないという思いが強くなりました。そのためにも仕事をして、自分自身が経済的に自立していなければいけないと考えました。また、仕事をしている時は妻や母親ではなく、一人の社会人として見られます。それが私が思う自分らしく、いきいきと生きる手段の一つでもあったからです。



キャリアと子育ての両立を可能にする3つのアイデア

キャリアと子育てを両立させるには、時間の管理が一番大切なように思います。仕事も子育てもまった無しの中、プライオリティを決めて、時間を有効に使うことがポイントかと思います。そこで、私が実践している時間の有効な使い方についてまとめてみました。

【アイデアその1】  生活のリズムを整える

わが家では毎日規則正しい生活をおくっています。ハンコを押したように、朝起きるのは同じ時間、夕食は5時半、6時半に子ども達をお風呂に入れて、8時に寝かしつけています。その後、9時までに家事などを終わらせて、それ以降は夫婦でおしゃべりをしたり、映画を観たりして、自分達の時間も大切にしています。

【アイデアその2】 家事や子育ては分担

自分がなってみて初めて母親の大変さを知りました。授乳、離乳食の準備、食事の介助、オムツ交換、着替え、洗濯、お風呂、デイケアへの送り迎えなど、親の仕事は本当にたくさんあります。仕事を続けながら育児や家事をすべて一人でするのは不可能です。私達の家では育児と家事を、主人と2人で協力して行っています。

【アイデアその3】 効率性を重視する
限られた時間で効率的に、パフォーマンスの高い仕事をするために、プライオリティを決めて仕事をしています。また、子どもはデイケアに預け、昼間は仕事に集中できるようにしています。集中力が切れたら、簡単な事務作業してリラックスするなど、仕事にメリハリをつけるようにしています。

ワーキングママを応援します。

仕事と子育ての両立ができるお仕事を探されていたり、お子様が大きくなられてお仕事に復帰されたいなど、ワーキングママのお仕事探しは是非私までご相談ください。フレックスタイムを取り入れている企業、フルタイムではなく週に数日勤務が可能なお仕事、一日数時間など、就労の形態の選択肢は一つではありません。また、専門的な職種が多くはなりますが、フルリモートのお仕事などもあります。キャリアも育児も諦めたくない方!是非ご連絡ください。

 
 

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