テスラ、量産ライン初のサイバートラックを公開。2024年の大量生産に向けた準備は進行中【AUSTIN】
/テスラはテキサス州オースティンの工場で初のサイバートラックが製造されたと発表しました。
何年もの遅れの後、サイバートラックがついに市場に出るようです。テスラは、オースティンのGiga Texas組立ラインから最近転がり落ちたサイバートラックの写真をツイートし、"Giga Texasで製造された最初のサイバートラック!"とコメントしました。
テスラは2019年に、多くのSF的要素を取り入れたピックアップトラックであるサイバートラックを公開しました。当初の価格は39,900ドルからで、0から60マイルの加速が3秒未満、積載量が3,500ポンド、最大牽引能力が14,000ポンド、最大航続距離が500マイルを約束しています。ステンレス鋼製の「ほぼ貫通不能な外骨格」は、そのまま生産モデルに採用される見込みです。初期のデモンストレーションで破損した割れない窓は改良され、初期モデルには採用される可能性が高いです。
2022年12月、CEOのイーロン・マスクはサイバートラックがSupercharger V4技術を活用し、最大1メガワットまでのDC高速充電が可能になることを確認しました。また、サイバートラックは当初の39,900ドルよりもはるかに高い価格で提供される可能性が示唆されています。
しかし、フォードのCEOジム・ファーリーは最近、サイバートラックは「シリコンバレーの人々」向けのニッチな製品だと示唆しました。しかし、彼はまた、2026年に登場する次世代のフォード電気トラックを、高度な技術と未来的な形状を持つ「ミレニアム・ファルコン」のトラックとも形容しました。
マスクは今年初め、サイバートラックの大量生産が2024年に開始され、「今年の夏頃」には限定生産が開始されると予測しました。また最近では、2023年第3四半期にサイバートラックの納車イベントを開催すると投資家に伝えています。しかし、製造ラインを稼働させるには時間がかかり、これは他の車とはまったく異なる製造方法を使用していると述べました。
現時点では、サイバートラックの量産価格や、詳細なスペックは公開されていません。本格的な量産時期は2024年と言われています。
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