日本航空(JAL)、7月1日からダラス~東京(羽田)線にファーストクラスを設定
/日本航空(JAL)では7月1日から、ダラス(DFW)と東京(羽田)を往復するJL11/12便にファーストクラスサービスを開始する。
JALダラス支店長の若松 務氏は「本年3月26日から使用機材をボーイング777-300ER型機に大型化させ、より多くのお客さまに弊社便をご利用頂けるよう努めて参りましたが、更に高品質なサービスをお求めになるお客さまのニーズにもしっかりとお応えできるよう、ファーストクラスサービスの準備を進めて参りました」と語る。若松氏が自信をもってお勧めしたいと語るのは「ダラス発便(JL11)の機内食」だという。
今回はそんなJAL11便(ダラス発羽田行)のファーストクラス機内食をご紹介したい。
まずは「和食」から。ファーストクラスでは機内食とはいえ会席料理のフルコースが楽しめるのが嬉しい。前菜は5種類が並ぶが、中でも南フランス料理のブランダードを和風にアレンジした上で豪華にもキャビアを載せたひと皿が目を引く。向付にはロブスターと鴨ロース、鮑と冬瓜のお椀、そして極めつけはビーフステーキと夏野菜黒酢餡かけの台の物だ。和食でもフルコースとなればボリュームも満点、国籍などを問わず、誰にでも納得のいく和食が楽しめそうだ。
一方、アメリカの食材をたっぷり使った「洋食」にも注目したい。
もちろんファーストクラスでは洋食もフルコースだ。アミューズ・ブーシュにはさっぱりとガスパッチョやスモークサーモンを楽しみつつ、続くオードブルには冷製ロブスターやニョッキの黒トリュフパルメザンチーズソースが登場する。そしてメインディッシュにはなんと、チリアンシーバスとUSDAプライムビーフのテンダーロインステーキがどちらも楽しめるとなれば、視覚も味覚もボリュームも大満足、大興奮の洋食となること間違いなしだ。
さて「住まい」の感覚を目指したというファーストクラスの上質なシートに身を委ねること数時間が経過、2食目の機内食は自由な時間にオーダーできる。もちろん、2食目の和洋ラインアップにもファーストクラスならではの工夫が盛りだくさんだ。ボリュームを重視すれば「鶏南蛮丼」や「海老のジャンバラヤ」等がお勧めだが、トリュフステーキサンドイッチや茄子や蒟蒻の田楽、カリフラワーのスープなど、お腹の空き具合に合わせて自由にオーダーできるのが嬉しい。
ダラス発便ファーストクラス機内食を監修するJALコーポレートシェフの内山 直樹氏は、当ジェフィロニュースの取材に対し「私自身、本当に待ちに待ったダラス線ファーストクラスサービス、大変嬉しく思っています。ダラス便はビジネス需要も高く、今回私が監修するアメリカ発のボリューム感たっぷりのコース料理を存分にご堪能いただければと思っております。アメリカ料理を代表するクオリティーの高い食材を使用した料理ですので、機内でお酒とともにお召し上がりいただければ幸いです。」とのコメントを寄せた。
JALのダラス~東京線は2020年度以降、コロナ禍でも毎日運航を続けるだけでなく、昨年度はダブルデイリー(毎日、成田行・羽田行をそれぞれ1往復ずつ運航)を実現するなど、常に旅客利便性と快適性の向上を目指して努力を続けてきた。今夏からはいよいよ、待望のファーストクラスサービスを開始し、多様化する顧客ニーズへの対応も怠らない。若松氏は「いつもJALダラス~東京線を多くのお客さまにご利用頂いておりますこと、ダラス支店を代表して厚く御礼申し上げます。これからも、お客さまのご期待にお応えすべく進化を続けて参りますので、変らぬご支援をお願い申し上げます」と語っている。
ソース:JAL
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